2007年09月28日
ビバ韓国!『ラ・マンチャの男』に感激!
ががががん!!素晴らしいものを見てしまった....
劇場を出た私のハートはまるで恋でもしたかのように舞い上がり、耳にしたばかりのメロディを、何度も何度も口ずさむ....人通りがなければスキップしたい、いや、今見たもののマネをしたい(アホ)
全く期待していなかったのに、ヤラレた!今日の感激は明日の糧、ハシモトが見たものは韓流ミュージカル『ラ・マンチャの男』!!!!!(ODミュージカルカンパニー製作)
特に韓流ファンではないハシモト、韓国の作品は映画・演劇....特に俳優のレベルは日本よりも高いので、まぁ気にすると言えば気にしてはいたのだが....でもミュージカル。普通に行く気は全然なかった。
たまたまヒマだったから。まぁ見ても良いかぐらいな軽すぎる気持ちで行ったのに....ああ、なんて嬉しい裏切りでしょう....
チラシを見ると、このプロダクションは主要人物の二人がダブルキャスト。この日の出演は、本命(?)チョ・スンウとユン・ゴンジュではなく、若手チョン・ソンファとキム・ソニョンという組み合わせだったらしい。(いや、4人とも名前は知らないが、誰か知ってる人が読んでたら知りたいだろうと思って書いてみた(^^))
始まる前は、え〜チョ・スンウの方が良さそう(イケメン)〜そっちが見たかった〜などと思ったりもしたが....ごめん、チョン・ソンファさん!幕が開いて、あなたは素晴らしかった!
いや〜なにがいいって、まずは作品!!
『ラ・マンチャの男』って、見るの始めてだったことに気付いた(^^;)
松本幸四郎さんの主演によって、またはソフィア・ローレンがヒロイン役を務めた映画版によって日本でも有名なこの作品。ミュージカルファンなら見てないなんて風上にも置けないのだろうけど、私のような偏った観劇歴をお持ちの方のために軽く説明しておこう(^^;)
この作品は、セルバンテスの『ドン・キホーテ』をミュージカルにした作品で、1965年にブロードウェイで初演。以来世界的ヒットになる....
素晴らしいのは、『ドン・キホーテ』を表面的に「笑える奇人潭」として描いておらず、作家セルバンテスがこの一見おちゃらけた作品に込めた命がけのメッセージを汲み取り、同時に見せて行くところ。
世の中は、セルバンテスが生きていた頃とまるで異なっているように見えながら、人間が戦わなくっちゃいけない事柄はまるで変わっていない、その悲惨さの中に咲く希望の花を見せてくれて、感動的。
私も今Wikipediaを見て知ったんだけど、この作品、もともとはテレビドラマとして書かれたんだって!!!ホントかよ〜〜〜〜!?60年代のアメリカよ、志高いぞ.....
そしてもちろん、このプロダクション自体も良かった!
孤高のセルバンテス&ドン・キホーテを演じる背筋のきりっと立ったチョン・ソンファさん、熱演でした!
....なんというか、日本人俳優にはもはやないであろうと思われる??純潔さと、まじめさと、謙虚な心で舞台に臨んでいることがひしひしと伝わるような誠実な演技でした。
姫と勘違いされる娼婦アルドンサ役のキム・ソニョンさんも、う〜ん、とても難しくやりにくい役だと思うのだけど(私には)、まるでこの人ホントにそういう人なんじゃないだろうか??と思わせるくらい。
そしてハシモトが気に入ったのは、名前は知らないが、従僕サンチョを演じた、マシュマロカットでぽっちゃりした彼!!「だってご主人様が好きだから〜♪」と歌うときの目が、本当にこの人、ご主人様が好きなんだぁ〜と思われて、「変だと知っているご主人様に、なぜそこまで従ってアホな旅を続けるのか?」に説得力がある。こういう三枚目の役って、どこまでも自分だけ面白くできちゃう分作品を壊しがちなんだけど、決してやり過ぎない上品なマヌケさで、舞台に花を添えてた。
そう!なんかね、舞台に対する純粋さ、みたいなものを、久しぶりに堪能した感じ!
舞台の上に乗ってる人たちが純真でないと、こういう舞台は作れないのでは??
なにかこう....若さ。実年齢のことではなく、その純粋な思いの強さと確かさ、まっすぐさ、素直さ。若い竹の芳しさを清々しく嗅ぐような、そんな舞台だった!
いや〜ないよね、こういう舞台、こういう俳優、こういうプロダクション、日本には....
というか、ロンドンやニューヨークでもこういう清々しい気持ちの良さを与えてくれる舞台はなかなかない(志が高いプロダクションはたくさんある)。
セルバンテスとの高潔と、韓国の純粋がマッチして、とてもとても素晴らしかった!
こんな素晴らしい舞台がこの世にあって、簡単に見られるなんて、今ここにこうして生きていることが本当に幸せ!!!
ビバ!韓国!これからも素晴らしい作品を見せて欲しいです!!
関連する記事へのリンク(別ウィンドウで開きます)
■作品のブログがあったようです。ODミュージカル『ラ・マンチャの男』
■韓国の作品ホームページがあるみたいなんだけど....なぜかハシモトのMacでは開けない(T T) 誰か開けたら内容を教えて下さい(^^;)『ラ・マンチャの男』(韓国語)
■これ!!!見たい!!見なくちゃ!!ピーター・オトゥールとソフィア・ローレンの 映画『ラ・マンチャの男』
■当然ながら?曲がまた良い!!ブロードウェイ・オリジナルキャスト版のCDがある!!
■『ドン・キホーテ』をちゃんと読みたい!あなたにオススメは、読者の評価が高い牛島訳・岩波文庫
劇場を出た私のハートはまるで恋でもしたかのように舞い上がり、耳にしたばかりのメロディを、何度も何度も口ずさむ....人通りがなければスキップしたい、いや、今見たもののマネをしたい(アホ)
全く期待していなかったのに、ヤラレた!今日の感激は明日の糧、ハシモトが見たものは韓流ミュージカル『ラ・マンチャの男』!!!!!(ODミュージカルカンパニー製作)
特に韓流ファンではないハシモト、韓国の作品は映画・演劇....特に俳優のレベルは日本よりも高いので、まぁ気にすると言えば気にしてはいたのだが....でもミュージカル。普通に行く気は全然なかった。
たまたまヒマだったから。まぁ見ても良いかぐらいな軽すぎる気持ちで行ったのに....ああ、なんて嬉しい裏切りでしょう....
チラシを見ると、このプロダクションは主要人物の二人がダブルキャスト。この日の出演は、本命(?)チョ・スンウとユン・ゴンジュではなく、若手チョン・ソンファとキム・ソニョンという組み合わせだったらしい。(いや、4人とも名前は知らないが、誰か知ってる人が読んでたら知りたいだろうと思って書いてみた(^^))
始まる前は、え〜チョ・スンウの方が良さそう(イケメン)〜そっちが見たかった〜などと思ったりもしたが....ごめん、チョン・ソンファさん!幕が開いて、あなたは素晴らしかった!
いや〜なにがいいって、まずは作品!!
『ラ・マンチャの男』って、見るの始めてだったことに気付いた(^^;)
松本幸四郎さんの主演によって、またはソフィア・ローレンがヒロイン役を務めた映画版によって日本でも有名なこの作品。ミュージカルファンなら見てないなんて風上にも置けないのだろうけど、私のような偏った観劇歴をお持ちの方のために軽く説明しておこう(^^;)
この作品は、セルバンテスの『ドン・キホーテ』をミュージカルにした作品で、1965年にブロードウェイで初演。以来世界的ヒットになる....
素晴らしいのは、『ドン・キホーテ』を表面的に「笑える奇人潭」として描いておらず、作家セルバンテスがこの一見おちゃらけた作品に込めた命がけのメッセージを汲み取り、同時に見せて行くところ。
世の中は、セルバンテスが生きていた頃とまるで異なっているように見えながら、人間が戦わなくっちゃいけない事柄はまるで変わっていない、その悲惨さの中に咲く希望の花を見せてくれて、感動的。
私も今Wikipediaを見て知ったんだけど、この作品、もともとはテレビドラマとして書かれたんだって!!!ホントかよ〜〜〜〜!?60年代のアメリカよ、志高いぞ.....
そしてもちろん、このプロダクション自体も良かった!
孤高のセルバンテス&ドン・キホーテを演じる背筋のきりっと立ったチョン・ソンファさん、熱演でした!
....なんというか、日本人俳優にはもはやないであろうと思われる??純潔さと、まじめさと、謙虚な心で舞台に臨んでいることがひしひしと伝わるような誠実な演技でした。
姫と勘違いされる娼婦アルドンサ役のキム・ソニョンさんも、う〜ん、とても難しくやりにくい役だと思うのだけど(私には)、まるでこの人ホントにそういう人なんじゃないだろうか??と思わせるくらい。
そしてハシモトが気に入ったのは、名前は知らないが、従僕サンチョを演じた、マシュマロカットでぽっちゃりした彼!!「だってご主人様が好きだから〜♪」と歌うときの目が、本当にこの人、ご主人様が好きなんだぁ〜と思われて、「変だと知っているご主人様に、なぜそこまで従ってアホな旅を続けるのか?」に説得力がある。こういう三枚目の役って、どこまでも自分だけ面白くできちゃう分作品を壊しがちなんだけど、決してやり過ぎない上品なマヌケさで、舞台に花を添えてた。
そう!なんかね、舞台に対する純粋さ、みたいなものを、久しぶりに堪能した感じ!
舞台の上に乗ってる人たちが純真でないと、こういう舞台は作れないのでは??
なにかこう....若さ。実年齢のことではなく、その純粋な思いの強さと確かさ、まっすぐさ、素直さ。若い竹の芳しさを清々しく嗅ぐような、そんな舞台だった!
いや〜ないよね、こういう舞台、こういう俳優、こういうプロダクション、日本には....
というか、ロンドンやニューヨークでもこういう清々しい気持ちの良さを与えてくれる舞台はなかなかない(志が高いプロダクションはたくさんある)。
セルバンテスとの高潔と、韓国の純粋がマッチして、とてもとても素晴らしかった!
こんな素晴らしい舞台がこの世にあって、簡単に見られるなんて、今ここにこうして生きていることが本当に幸せ!!!
ビバ!韓国!これからも素晴らしい作品を見せて欲しいです!!
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■これ!!!見たい!!見なくちゃ!!ピーター・オトゥールとソフィア・ローレンの 映画『ラ・マンチャの男』
■当然ながら?曲がまた良い!!ブロードウェイ・オリジナルキャスト版のCDがある!!
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